「万葉美人」制作工程

万葉美人
前回のブログでもお知らせしましたが
7月18日から大衡村ふるさと美術館で
「空き箱七変化!! 高橋和真 パッケージクラフト展」が開催されます。

ご当地作品として制作したのがこの「万葉美人」です。


DSC08270.jpg
使用パッケージは大衡村の地酒「万葉美人」。
箱絵は万葉の画家として有名な日下常由氏が描いたものです。
このイラストを元に人形を制作します。
髪型や服装など分からない部分はネットで資料集めです。

DSC08271.jpg
まず顔から作ります。
厚紙で試作してからその型を材料に写します。

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左右対称にした部品をもう一枚切り取って
真ん中で貼りあわせます。

DSC08283.jpg
別パーツで目玉を作ります。
黒目はイラスト中の木々(濃い緑部分)を使っています。
白い点はカッターで表面を削ってます。

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目玉は顔の裏面にぴったり貼るのではなく
すこし隙間をあけて貼ると目に奥行きがでます。

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細く切った木々のイラストを貼って髪にします。

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前面部分も貼りつけ完了。

DSC08291.jpg
高髻(こうけい)と呼ばれる髪型を作ってくっつけます。

奈良時代の美人は丸顔らしいので
ふっくらした感じを出したかったのですが
サイズ的に大きくなりすぎました。

この顔にあわせて胴体を作ると材料が足りなくなるので
全面的に修正することにしました。

DSC08294.jpg
貼りつけた部品を丁寧にはがします。
顔も中心線から分けます。

DSC08295.jpg
修正後の顔。
ふっくら感はありませんが、小顔になりました。

DSC08322.jpg
イラスト部分で上着を作ります。

ちなみにこの絵のタイトルは「万葉の詩」。
モチーフとなったのは万葉集の巻頭にある詩だそうで
雄略天皇が若草を積んでいる高貴な娘を見初めて声をかけるという内容。

DSC08323.jpg
なんだかTシャツみたいになりました・・・。
多分大丈夫!

DSC08329.jpg
袖を作ります。
裾をあわせているので手は見えません。
材料不足なので手、指を作らなくて助かりました。

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上着に接着します。

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スカートと胴体部分。
紙をはがして薄くして使っているので
その剥がした分で胴体を構成しています。

DSC08330.jpg
帯をつけて、胴体を装飾します。

DSC08335_20150706225826385.jpg
完成です。
唇、髪飾り、かんざしを追加しました。

DSC08333.jpg
横から。
布を持たせてます。

DSC08334.jpg
後ろから。
上着と布、首は取り外せます。

DSC08381_2015070622590977e.jpg
制作スケッチ。
なかなか顔がイメージ通りにならないですね。

実物をご覧になりたい方はぜひ大衡村ふるさと美術館まで
足をお運びください。

ちなみに箱絵の「万葉の詩」は美術館近くの「万葉の館」に展示してあります。

皆様のお越しをお待ちしてます。

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pocarirobo

Author:pocarirobo
おそらく日本で唯一のパッケージクラフト作家。
空き箱でいろいろ作ってます。
新潟県上越市在住。

●「パッケージクラフト」は一般社団法人日本パッケージクラフト協会の登録商標です


パッケージクラフトギャラリー「空のおもちゃ箱」
●時 間/13:00~17:30(冬季は~17:00)
●定休日/毎月第一日曜日、木曜、金曜
    ※展示会やイベントのため予告なしにお休みすることがあります。ご了承ください。
●住 所/〒944-0043 新潟県妙高市朝日町1-10-3 さん来夢あらい2階

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